私たちを取り巻く経済・社会環境は、日々その姿を変えています。グローバリゼーションの進展と情報技術の飛躍的な進歩は、世界中の人々との垣根を低くするとともに多様な価値観を生み出すことにつながりました。反面、アメリカを震源地とする金融危機は各国に伝播して世界経済の後退をもたらし、グローバリゼーションの負の側面を目の当たりにすることとなりました。
日本経済も景気後退の例外でありえず、とりわけ地域経済の疲弊が大きな問題となりつつあります。そうしたなか、地域の概念も単なる同質の行政単位、生活単位ではなく、それぞれの個性や特色をもった有機的なまとまりとして捉えられるべきものとなっており、それぞれの地域の特性に応じた活性化への取り組みが、わが国の成長力や競争力の復活につながるとの認識が高まっております。
特に東海地区は、輸出依存度の高い産業構造のゆえに経済活動の急減速を喫しておりますが、地域のポテンシャルに目を向ければ、先人の培ったものづくりの伝統に裏打ちされた強固な産業基盤に加え、陸海空の交通インフラ整備の促進により、わが国経済が回復し、さらには持続的発展を成し遂げるための重要な位置を占めています。
私ども三重銀総研は、このような活力ある東海地区に根ざしたシンクタンクとして、三重銀行とともに、地元企業等のマネジメント力強化に応えるためのコンサルティング業務や、地域経済の調査及び各種の情報発信を通じて、地域の発展に貢献してまいります。また、三重銀経営者クラブの会員の皆様には、各種講演会・研修会の開催や、有益な経営情報を数多く提供させていただくことで、引き続きよきビジネス・パートナーとして信頼していただけるよう努力してまいります。
皆様には、これまでのご愛顧に深く感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援の程よろしくお願い申し上げます。
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